電験3種合格後~初の一次試験突破まで

「電験2種ビデオ講座」を購入する

電験3種に試験合格後、すぐに電験2種を受験するために
教材購入を行いました。

今はもうないのですが、当時は電気書院通信電気学校という通信教育
のための学校がありました。

オンラインでの指導のみならず、実際に学校にて教鞭をされていた
そんな学校だったはずです。

その電気書院通信電気学校(通称、通電)にて販売されていた
「電験2種ビデオ講座」を購入し勉強を開始しました。

当時の値段で、記憶が曖昧ですが確か15万円程だったと思います。

当時の私は、音声学習をメインに学習を実施していたこともあり、
ビデオ到着後に「音声ファイル作成」を実行します。

この作業が、非常に労力を要するものでして、
ビデオテープを回しながら、その音声をICレコーダに録音する。

そんなとてつもないことをやっていました。
(電験3種受験時も同じことをやっていましたが)

その際に使用した機材は、ビデオデッキ×2台とテレビモニタ×2台
それから、ICレコーダ×2台でした。

なぜ、ビデオデッキ×2台だったのかというと、出来るだけ早く
「音声ファイル」を作成し、学習を開始したかったからです。

とにかく、大変な作業であったことを覚えています。

今にして思えば、合理的ではなかったなとは思いますが
当時としては私にとって「重要な下準備」でした。

しかし、今にして思えば「労多くして益なし」とは
まさにこのことだと思います。

電験2種の教材をいくら音声で聴いたとしても、
実際に手を動かして計算問題を解かないと身につきません。

全く意味がないわけではないとは思いますが、あくまで音声学習は
「補助的学習」であったと今にして思います。

まあ、文章問題であれば、音声学習も効果があるのかもしれませんが
その辺の実際は、わかりません。

そんな中、たまたま運良く?一次試験を通過することが出来まして
二次試験を受験することになったのです。

平成25年のことでした。

しかし、初受験の二次試験の具体的対策なんて
ほとんどやっていませんでしたので、結果は惨敗でした。

翌年の平成26年度の二次試験がダメなら再び一次試験からの再スタート
となる所謂「スパイラル状態」になってしまう状態となりました。
(みんなこんな状況にはなるわけなんですが)

今まで、曲がりなりにも「電験2種ビデオ講座」をメイン教材として使用し
学習を継続してきましたが、なんとなく限界を感じていました。

「電験動画ゼミ」を購入する

そんな中、新たに欲しいと思った教材が、
「電験動画ゼミ」であったわけです。

この教材も、「電験2種ビデオ講座」と同様で塚崎先生が
講師として指導されているものでした。

こちらの教材は版元は、東京電気技術教育センターではありませんが
こちらで学ばれた方が制作された教材になります。

平成15年の講義風景を収録したものらしいので
随分と前のものとなるわけですが。

電験動画ゼミの販売ページにも記載されていたことなのですが
素人が撮影しているのでその点はご了承ください、と。

まず、確か「理論」を購入したと記憶しているのですが
素人が撮影しているからといって学習に支障が出るものではなかったです。

ところで、この「電験動画ゼミ」は一応電験3種のコンテンツとなっていますが
こちらも販売ページに書かれていることで、「2種にも使えますよ」とのこと。

最初は、「本当なのか?」と疑心暗鬼ではあったものの、
講師が塚崎先生ということで信用することにしました。

当教材を使用して学習した結果、どうだったのかというと
購入して大正解でした。(多分)

電験3種のコンテンツではありましたが、だからこそ当教材を学んだことで
電験3種の復習をすることができたとも言えるのです。

そのおかげもあり、エネルギー管理士にも合格することができましたし
更に社内講習会の講師もする機会を得ることになりました。

そんな中、「理論」だけでは飽き足らず、相変わらずのコレクター癖が災いして?
「電力」「機械」そして「法規」とフルラインナップを購入してしまいました。

総額12万円超。

先行投資だと自分に言い聞かせて、断腸の思いで決断をして購入しました。

まあ、投資ですから失敗することももちろんありますが、
今回の当教材購入は投資としては当たりでした。

今では、自身の教材として「電気工事士筆記対策用の過去問解説集」を始め
「エネルギー管理士の過去問解説集」も販売できるようになったからです。

「電験動画ゼミ」を購入し学習を開始したおかげで、電験2種への不安感は
かなり低減された印象がありました。

当時の私は電験3種に合格していたとは言え、
電験3種の内容を習得しきれていない部分が多数あったからで、

それでは不安感も拭えないなと。

そんな感じでした。(続く)